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6月3日にGoogleがコアアルゴリズムアップデートを実施しました。3月に続いて今年2回目です。今回のアップデートでも順位が大幅に上昇したり、逆に大幅に下降したりしたかもしれません。 特に大幅に下降した場合どうすればよいのでしょうか?順位が下落した場合の対策についてご紹介します。
目次
コアアルゴリズムアップデートによる各順位計測ツール変動状況は以下のとおりです。国内海外ともにおおむね6/4付近でかなり順位変動があり、一旦落ち着きその後、6/19付近でもう一度大きな順位変動があることを示しています。
6/27付近でも大きな変動があります。Googleがコアアルゴリズムアップデートが完全に適用されたとアナウンスされたのが、6/7付近でしたが、およそ1か月程度は コアアルゴリズム関連の調整が行われている可能性がありますので、この付近の変動もコアアルゴリズムアップデートに関連して変動があったと推測できます。
国内の順位計測ツールの変動状況は以下のとおりです。
namazの変動状況は以下のとおりです。コアアルゴリズムアップデート以降順位変動が大きい状態が続いています。6/4~6/7、6/18~6/19、6/27~6/28が特に順位変動が大きくなっています。
サクラサクラボの変動状況は以下のとおりです。namazと同様6/4~6/7、6/18~6/19、6/27~6/28が特に順位変動が大きくなっています。
海外の順位計測ツールの変動状況は以下のとおりです。
rankrangerの変動状況は以下のとおりです。国内とほぼ同じような動きをしており、6/4~6/6、6/19、6/27でかなり順位変動が大きくなっています。
6/3~6、6/18、6/26とrankrangerより1日早いですが、順位変動傾向としては、基本的にrankrangerとかわりはありません。
mozの変動状況は以下のとおりです。基本的にrankrangerの順位変動傾向とかわりはありませんが、6/27の順位変動が6/3から始まったコアアルゴリズムアップデートよりも大きくなっています。
※6/3は「93」で6/27は「94」。mozでは、数値が大きければ大きいほど順位変動が大きいということになっています。
6月のコアアルゴリズムアップデートではどんな特徴があったのか見ていきます。
2019年6月コアアップデートと名付けられた今回のコアアルゴリズムアップデートの特徴は、何といっても事前に公表されたことがあげられます。 今までは、コアアルゴリズムアップデート後にアナウンスがありましたが、今回は、Googleが6月2日に事前告知しています。
Tomorrow, we are releasing a broad core algorithm update, as we do several times per year. It is called the June 2019 Core Update. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see this tweet for more about
明日、広範囲にわたるコア アルゴリズムのアップデートを実施いたします。コア アルゴリズムのアップデートについては以前お伝えした下記 Tweet の内容をご参照ください。一点、事前にお伝えしているのは規模や影響が大きいという意味ではありませんので。
今回事前に告知した理由について、サイト運用者からのリクエストが多かったからと説明しています。 なお今後は、サイト運営者がコアアルゴリズムアップデート後にアップデートのことを知ることがないように、Googleでは積極的にアップデート前に予告するようです。
ただこれはすべてのアップデートに当てはまるのではなく、今回のようなGoogleがアップデートの影響範囲が広範囲にわたり、告知したほうが良いと判断した場合に限られます。 つまり今までアップデート後にアナウンスしていたものが事前にアナウンスするだけのことです。 なおコアアルゴリズムの更新は6月7日に全て完了したともアナウンスがありました。
今回も、様々なジャンルで順位変動が起きました。医療系は勿論のこと法律系やゲーム関連、求人系など様々なジャンルで順位が上昇したり下降したりしていました。 また普段馴染みのない製造系のKWでも変動があり、アップデート前において、50位台だったメーカーサイトが一気に1位まで順位が上昇しておりました。 今回のコアアップデートで評価されて上位化してるサイトの特徴として、とくに「専門性」や「ユーザーの検索意図」を満たしてるサイトが評価されております。 例として、除菌系のKWにおけるランキングサイトですが、2月に順位が圏外に下落しましたが、今回のアップデート後に10位台に戻ってきました。なおこの除菌系のランキングサイトですが、 特定の指名検索(商品名)でも順位が戻ってきているため、サイト全体の評価が見直され、順位が上昇したと考えられます
コアアルゴリズムアップデートによって、順位が下落した場合、何をすればよいのでしょうか?Googleもアナウンスしていますとおり、即効性のある対応策はないです。 Googleの検索アルゴリズムの向上によって、ただ単にKWに即したコンテンツを作ればよいというわけではありません。弊社の経験上、ただ闇雲にコンテンツのアップすればよいというわけではなく、 ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを提供することが大切です。 先ほど上げた除菌系のランキングサイトですが、定期的なコラムは上げてはいますが、それと同時に問い合わせページを作成したり、プライバシーポリシーを追加したり、サイトの質を上げております。
そのほか、順位が下落した場合どのようなことをすればよいかは、3月のアルゴリズム更新時のコラムがあり、そこで対処方法をご紹介しておりますので、是非一読して頂ければと思います。
如何でしたでしょうか?6月のコアアルゴリズムアップデートの特徴と対応策をご紹介しました。 以前にもご紹介しましたが、必ずしもコンテンツの質が低いから順位が下がったとは限りません。 Googleは、とにかくユーザーの検索意図に沿った情報を出したいと考えていますので、順位が下がった場合は、まず、「現在のユーザーのニーズに合致しているコンテンツを提供しているかを確認してみてください。
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