Google 2020年初のコアアルゴリズムアップデート!1月14日~20日の状況

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2020.01.28
2020年最初のコアアルゴリズムアップデート!1月14日~20日の状況

2020年1月14日、Googleが今年1回目のコアアルゴリズムアップデートを実施しました。そこで本記事では、事前告知からほぼ完了したとのアナウンスまでを時系列でまとめつつ、その後の順位変動にどの程度の影響があったのか、調査した結果をお知らせ致します。

1月14日にコアアルゴリズムのアップデートを開始

新年早々、Googleは2020年最初のコアアップデートを行うと発表しました。まずは、事前告知から始まった一連のアナウンスを時系列に沿って見ていきましょう。

Googleからの事前告知

日本時間2020年1月14日の午前1:01(太平洋標準時1月13日午前8:00頃)、Googleはまもなく大規模なコアアルゴリズム・アップデートを行うと事前告知を行いました。

今回の事前告知は、Google検索の広報窓口として知られている公式Twitterアカウント「Google SearchLiaison」によって瞬時に拡散したようです。

上記のツイートを要約し、注目すべき4点をピックアップしてみました。

  • 年に数回行っている広範なコアアルゴリズムの更新を、本日後半にリリースする
  • 名称は「January 2020 Core Update」
  • 更新に関するガイダンスは、以前に説明した通り
  • 詳細については、このブログ投稿を参照して下さい

January 2020 Core Updateの実施開始を正式発表

事前告知の内容から、今回のアップデートは深夜に始まると予想していたWeb担当者も多いでしょう。しかし、事前告知から約1時間後には正式にコアアップデートの実施を開始したとアナウンスされました。

上記のツイートでは下記の2点がアナウンスされており、しばらくは様子を見る必要がありそうだと予想されていました。

  • January 2020 Core Updateは現在公開されている
  • 今後、数日かけてさまざまなデータセンターに展開される

1月16日でほぼ完了

続いて1月16日のツイートでは、「アップデートが完全に完了するには2週間ほどかかる見通しだが、ほとんど完了した」と報告されています。下記のツイートから、予想よりも早く順位変動が落ち着きを取り戻すと予想できます。

2019年のコアアルゴリズムアップデートとの違い

ここ数年、Googleは年に数回のペースで大規模なコアアルゴリズムアップデート行ってきました。しかし、実施されたタイミングについて今年と2019年度を比較してみると、明らかな違いが見えてきます。

2019年のタイミングと比較

2019年度は3回のコアアップデートが行われ、下記の時期に実施されています。

  • 2019年3月12日:March 2019 Core Update
  • 2019年6月3日:June 2019 Core Update
  • 2019年9月24日:September 2019 Core Update

ご覧の通り、2019年最初のコアアップデートは3月に実施されており、その後は3カ月おきに行われています。2018年最初の実施も3月上旬だった経緯を踏まえると、年明け早々に1回目が実施された2020年度は、例年よりもコアアップデートの回数が多くなる可能性があるのです。

前回のコアアップデートの傾向

2020年初回のコアアップデートは、2019年9月24日に実施された前回から3カ月ぶりとなります。前回のコアアップデートでは実施された翌日の25日に大きな順位変動があり、さらに10日ほど経った10月4日頃にも大きな順位変動を繰り返しました。

傾向としては、特定のジャンルを狙ったというよりも全てのジャンルに対して評価が見直されたと推察できます。その理由は、順位が上昇したキーワードと下落したキーワードを比較してみると一目瞭然です。

▼順位が上昇したキーワード

  • 整体系キーワード:15位前後→6位
  • ゴミ回収系キーワード:15位前後→10位以内

▼順位が下落したキーワード

  • 歯科系キーワード:3位→10位台後半
  • 廃棄系キーワード:10位台前半→圏外

同じ医療系でも「整体系」が上昇している反面、「歯科系」は下落しているのが分かります。同様に、「ゴミ回収系」と「廃棄系」も似たようなキーワードですが結果は真逆でした。

1月14日~20日の順位変動の状況

2020年1月14日に実施されたコアアップデートが順位変動に及ぼした影響について調査してみました。国内・海外を問わず、おおむね1/14〜16付近で明らかに順位変動が大きくなっており、その後は実施前のレベルまで戻っています。中には、すでに1/8の時点で順位変動の予兆を感知していた測定ツールもあったようです。

国内の順位計測ツール変動状況

1月における国内の順位計測ツールの変動状況は以下の通りです。

namaz

namazの変動状況は以下の通りです。1/14、15、16で大きな順位変動が見られます。

出典:namaz

サクラサクラボ

サクラサクラボの変動状況は以下の通りです。PCとスマホの両方で1/15、16の順位変動が際立っているうえ、コアアップデートの事前告知さえアナウンスされていなかった1/8の時点で、すでに予兆が感知されていました。

出典:サクラサクラボ

海外の順位計測ツール変動状況

1月における海外の順位計測ツールの変動状況は以下の通りです。

rankranger

rankrangerの変動状況は以下の通りです。こちらもPCとスマホの両方で1/14、15、16、17の順位変動が突出して大きくなっているのが分かります。

出典:rankranger

UScomSERP Fluctuation

UScomSERP Fluctuation の変動状況は以下の通りです。国内ツールより順位変動が大きく現れており、1/13早朝~18まで影響が長引いていました。

出典:UScomSERP Fluctuation

moz

moz の変動状況は以下の通りです。現地時間1/13、14、15の3日間で最も大きな順位変動が発生し、5日ほどで落ち着きを取り戻しています。

出典:moz

AccuRanker

AccuRankerの変動状況は以下の通りです。1/14、15で大きな順位変動が発生していました。

出典:AccuRanker

Advanced WEB RANKING

Advanced WEB RANKINGの変動状況は以下の通りです。順位変動が1/14~15にかけて急激に上昇し、1/17がピークになっていました。

出典:Advanced WEB RANKING

今回のアップデートの傾向と影響があったキーワード

弊社が監視しているキーワードではジャンルとしてまとまった大きな変動はありませんでしたが、いくつか大きく動いたワードがありますのでそちらをご紹介します。

痩身系ワード

14日のアップデートで順位が大幅に下落するものがいくつか見られました。これらのワードは28日現在でも順位回復には至っていません。痩身系ワードで興味深いのは、前述のようにコアアルゴリズムのアップデートが実施される1週間ほど前の1月8日にも通常より大きな順位変動がありましたが、その両方に影響を受けているという点です

8日のタイミングで50位台から4位に急騰したワードがありましたが、14日のコアアルゴリズムアップデート以降は元の50位台の順位に戻っております。これほどの乱高下ではないですが、他にも同様の動きをしているワードがあります。8日前後に行われたマイナーなアップデートで評価が上がったと考えられますが、コアアルゴリズムアップデートで再評価した結果、元の評価が適切であると判断されたものと思われます。

同様に、8日、14日のアップデートに大きく影響を受けたと考えられるワードにエリア系のワードがありました。エリア系ワード全般ではそれほどの変動はみられなかったものの、ある地域のワードが8日のコアアルゴリズムアップデート後に上昇しましたが、14日のアップデート後に元の順位より大幅に下落しております。

該当のキーワードにてコンテンツを改修するなどの変更を加えてはいなかったので、8日に実施されたアップデートになにかしらの不具合があり、14日のコアアルゴリズムアップデートで修正されたと考えられます。

趣味・娯楽系ワード

40~60位台から圏外にとんでしまったワードが複数見られました。これらのキーワードではサイトの情報を長く更新していないことが原因として上げられます。情報の新しさという観点で情報の信頼性が問われ、評価が得られず順位が付かなくなったと考えられます。

通信機器系ワード

通信機器系のワードにも影響があったようです。14日のコアアルゴリズムアップデートまでは10位内で推移していたワードが50位台に下落しています。このワードも長くサイトの情報を更新していませんでした。

健康関連ワード

健康関連ワードでも8日、14日のアップデートに大きく影響を受けたワードがあります。8日の時点で5位→33位と大きく下落したものが、14日のアップデートで3位に上昇していました。8日以前も14日以降もこれらのワードの順位は安定しているので、8日に実施されたマイナーアップデートを是正するアルゴリズムが14日のコアアルゴリズムに含まれていたと考えられます。

コアアルゴリズムアップデートで順位が下落した時の対応策

コアアルゴリズムアップデートの直後に検索順位が下落した、という経験を持つWeb製作者も多いでしょう。そんな悩めるWeb担当者へ向けて、グーグルのゲイリー・イリェーシュ氏から適切なヒントが提示されています。2019年12月16日にアップされた「Google Webmaster Trends Analysts Q&A Interview」の動画から、注目すべきコメントをピックアップしてみました。

  • テーマについて、あなたが専門家であるとユーザーに伝える努力が必要
  • ユーザーに「専門性」や「権威性」を信じてもらうには、自己PRだけでは不十分
  • すでに広く認められている業界の権威者を介すると効果的

同氏によると、コアランキングアップデートで順位が上昇したサイトには、コンテンツ全体の良質さだけでなく、改善や工夫といった意外と小さなポイントが功を奏していると指摘されています。

ちなみに、コアアップデートで順位が下落した時の対応策については、下記の記事でも詳しく解説しておりますので参考にして下さい。

9月24日にGoogleがコアアルゴリズムアップデートを実施!今回のアップデートの特徴と対策は?

まとめ

最後に、2020年最初のコアアルゴリズムアップデートについて、現段階で分かっている4つの特徴を押えておきましょう。

  • 例年よりも早く、年明け早々に実施された
  • 業界では「今年は回数が多いのでは?」との憶測が広まっている
  • 1/14~16にかけて大きな順位変動があった
  • アップデートは1月16日の段階でほぼ完了した

コアアルゴリズムアップデートの直後に検索順位が目に見えて下落すると、Web担当者としては「何か手を打たなければ!」と脅迫観念に囚われがちです。

しかし、ペナルティを受けたと早合点してパニックに陥る必要はありません!短期的に下落した順位が数週間ほどで元の状態に回復するケースも珍しくないのです。

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